古代中国では、占いは人の一生を司る運気を読む「運命学」として位置づけられていました。歴代の世界の皇帝や将軍、日本の歴史に残る英雄たちがさまざまな占術を活用してきています。現代でも、成功している経営者や政治家の陰には「占い師」がついていることが多いと言われています。くくりひめNETは占いのエッセンスである運命学をみなさんが身につけることを提案。まずはこの連載から始めてみてください。
文/小熊Q太朗
Vol. 010
気学塾 「中級編(9)九星の軌・一白水星と九紫火星の軌」受講レポート
2010.7.29UP
気学塾中級編では、九つの星の特徴を掘り下げます。それぞれの祐気を活用し、「無から有を生む」術を身に付けていくのです。
九星気は「方位(吉方位)」「運気(エネルギー循環)」「人の生まれ持った特徴」を読み解くことに応用できます。基礎が理解できれば応用範囲は広いのです。
今回は、「九気の表裏」になっている組み合わせの中から、「一白水星」と「九紫火星」の特徴を学びます。
ここで少しおさらい。

後天定位盤では、一白は北、九紫は南
方位では、一白は子、九紫は午
易では、一白は水(坎)、九紫は火(離)を意味しています。
■一白の軌
▼秘(一白の秘密)
一白には「秘密」の意味があります。お互いの秘密に触れないことは、他人を尊重しながら協調する礼儀作法の基本です。自分の秘密を守りたいならば、相手の秘密を暴くことはしない。秘密にすべき事柄に敬意をもつことが、人との距離を適正に保ちます。大勢に知らせる必要の無い情報、公開することが世に混乱を招く情報もあるのです。
一白(坎)の秘密をないがしろにすると、転じて九紫の「離」の作用で人から見放される、人が離れていく現象につながります。
▼情(愛/親愛/友情)
一白には親愛の情、という意味があります。
他人を想うことは「愛」、お互いに想い合うことは「親愛」。
親愛は、自分が一白の心で、相手と尊敬(九紫)しあう状態であり、そこに本当の友情が生まれます。
相手に対して一方的な権利を持つと(六白:先天定位盤)、相手との関係が大きく変化します(八白:後天定位盤)。尊敬しあえない一方的な関係では、九紫の離の力が働き、相手に嫌われ、破局につながるのです。
▼連(同気の延長)絡(陰気と陽気の接続)
人とのつながり、人間関係はすべて一白のもつ特徴です。「情」を育て、人と人とのつながりを密にするには、連絡しあうことが必要です。人に対して情熱を向ければ、相手は感激し、こちらに情を返してきます。長期的な交際のためには、自分自身の魅力を磨き、まめに連絡をすることが欠かせません。
▼徽章(マーク・シンボル)
一白の体(形)には、「徽章(きしょう)」があります。徽章とはブランドを象徴するシンボルマークなどのことです。それを見て欲しい相手が、九紫です。
医者や弁護士はその職業自身が一種のシンボルになっています。そのシンボルを見て人々は「病気のときは医者のところへ」「訴訟が必要なら弁護士のところへ」と集まります。
徽章(シンボル・マーク・アイコン)を作り記すことは一白の力、
それを世に出し、目立たせることは九紫の力です。
▼縁
母子の関係に例えると、良い子を育てようと母が努力することは、一白の作用です。
母のたゆまぬ努力が一白で、子供が立派に育つことが九紫です。
「小さい相手を大きく育てる喜び」「人が見ていないところで努力し完成させる喜び」は、一白の祐気であり、それが、高貴(九紫)な人にめぐり合う縁を生みます。
「秘めた努力」、「縁の下の力持ち」という要素は一白の美徳です。困難な局面や苦労を「楽しみながら乗り越える」ことが、よい縁を運んでくるのです。
■ 「九紫」と「一白」の関係
九紫には「人目につく、表に対してアピールする」、一白には「人目につかない、秘密裏に努力する」という特徴があります。
これを仕事にあてはめると、「正業=九紫」、「副業=一白」となります。
よい副業を持つと、一白の特徴「人との親密な交際」が正業にもよい影響を及ぼします。これは、「水生金」の原理で、六白金星、七赤金星の力が作用するためです。
また、「九紫(南)」と「一白(北)」は、若いうちに吉方位で旅行や移転をして「南北の縁」を強くすると後の人生に運が開けます。南北は貧富の差を意味しますが(例・南北戦争)、若いうちに高貴・下賎の隔たりなく様々な人と関わり縁を結ぶことが重要なのです。
■九紫の軌
▼先見の明
九紫の祐気を使って、外観を飾ることは大切なことです。
せっかく良いものを作っても、人から興味を持ってもらえなければ広まりません。そのために、九紫の祐気(先見の明で無から有を生ずる、美しさで人の目を引く)を使います。
その裏に一白の努力があれば、九紫の先見の明を形にすることができます。
もし、自分には才能が無い、力不足だと感じたら、九紫の祐気を持つ人の協力を得ればよいのです。あるいは、九紫の方位や、日にちを考慮するのもよいでしょう。
▼ 九紫を生み出す祐気の使い方
人が偉くなるには、六白、八白、九紫の祐気が必要です。
つまり、六白(決断力と完成)、八白(状況変化の対応と欲望)、九紫(才能と別離)です。ところが、九紫の祐気を取り過ぎると、「離」の現象が出て良くないことが起こります。
そのため、九紫の祐気は若いうちに大きく使う方がよいのです。(たとえ失敗しても再チャレンジしやすい、若いうちの苦労は後に役立つ)
九紫の祐気は、ダイレクトに使うのを避け、他の手段で生み出すことを考えましょう。
・「木生火の原理」三碧木星、四緑木星の祐気を使って、九紫を生み出す。
・「三合と作胎」を使う

運命の根源は、「申・子・辰(水局:親愛自営運)の三合から始まり、
これが作胎して、「巳・酉・丑(金局:金銭財宝運)」の三合となり、
これによって「寅・午・戌(火局:名誉知能運)の三合が生み出され、九紫の旺気となります。
九紫の墓気は戌。これが亥と作胎して、「亥・卯・未(木局:発展繁栄運)」の三合になります。
*受講日 2010年6月29日(火)溜池山王にて。
( くくりひめNET メンバー きみこ )
九星気は「方位(吉方位)」「運気(エネルギー循環)」「人の生まれ持った特徴」を読み解くことに応用できます。基礎が理解できれば応用範囲は広いのです。
今回は、「九気の表裏」になっている組み合わせの中から、「一白水星」と「九紫火星」の特徴を学びます。
ここで少しおさらい。

後天定位盤では、一白は北、九紫は南
方位では、一白は子、九紫は午
易では、一白は水(坎)、九紫は火(離)を意味しています。
■一白の軌
▼秘(一白の秘密)
一白には「秘密」の意味があります。お互いの秘密に触れないことは、他人を尊重しながら協調する礼儀作法の基本です。自分の秘密を守りたいならば、相手の秘密を暴くことはしない。秘密にすべき事柄に敬意をもつことが、人との距離を適正に保ちます。大勢に知らせる必要の無い情報、公開することが世に混乱を招く情報もあるのです。
一白(坎)の秘密をないがしろにすると、転じて九紫の「離」の作用で人から見放される、人が離れていく現象につながります。
▼情(愛/親愛/友情)
一白には親愛の情、という意味があります。
他人を想うことは「愛」、お互いに想い合うことは「親愛」。
親愛は、自分が一白の心で、相手と尊敬(九紫)しあう状態であり、そこに本当の友情が生まれます。
相手に対して一方的な権利を持つと(六白:先天定位盤)、相手との関係が大きく変化します(八白:後天定位盤)。尊敬しあえない一方的な関係では、九紫の離の力が働き、相手に嫌われ、破局につながるのです。
▼連(同気の延長)絡(陰気と陽気の接続)
人とのつながり、人間関係はすべて一白のもつ特徴です。「情」を育て、人と人とのつながりを密にするには、連絡しあうことが必要です。人に対して情熱を向ければ、相手は感激し、こちらに情を返してきます。長期的な交際のためには、自分自身の魅力を磨き、まめに連絡をすることが欠かせません。
▼徽章(マーク・シンボル)
一白の体(形)には、「徽章(きしょう)」があります。徽章とはブランドを象徴するシンボルマークなどのことです。それを見て欲しい相手が、九紫です。
医者や弁護士はその職業自身が一種のシンボルになっています。そのシンボルを見て人々は「病気のときは医者のところへ」「訴訟が必要なら弁護士のところへ」と集まります。
徽章(シンボル・マーク・アイコン)を作り記すことは一白の力、
それを世に出し、目立たせることは九紫の力です。
▼縁
母子の関係に例えると、良い子を育てようと母が努力することは、一白の作用です。
母のたゆまぬ努力が一白で、子供が立派に育つことが九紫です。
「小さい相手を大きく育てる喜び」「人が見ていないところで努力し完成させる喜び」は、一白の祐気であり、それが、高貴(九紫)な人にめぐり合う縁を生みます。
「秘めた努力」、「縁の下の力持ち」という要素は一白の美徳です。困難な局面や苦労を「楽しみながら乗り越える」ことが、よい縁を運んでくるのです。
■ 「九紫」と「一白」の関係
九紫には「人目につく、表に対してアピールする」、一白には「人目につかない、秘密裏に努力する」という特徴があります。
これを仕事にあてはめると、「正業=九紫」、「副業=一白」となります。
よい副業を持つと、一白の特徴「人との親密な交際」が正業にもよい影響を及ぼします。これは、「水生金」の原理で、六白金星、七赤金星の力が作用するためです。
また、「九紫(南)」と「一白(北)」は、若いうちに吉方位で旅行や移転をして「南北の縁」を強くすると後の人生に運が開けます。南北は貧富の差を意味しますが(例・南北戦争)、若いうちに高貴・下賎の隔たりなく様々な人と関わり縁を結ぶことが重要なのです。
■九紫の軌
▼先見の明
九紫の祐気を使って、外観を飾ることは大切なことです。
せっかく良いものを作っても、人から興味を持ってもらえなければ広まりません。そのために、九紫の祐気(先見の明で無から有を生ずる、美しさで人の目を引く)を使います。
その裏に一白の努力があれば、九紫の先見の明を形にすることができます。
もし、自分には才能が無い、力不足だと感じたら、九紫の祐気を持つ人の協力を得ればよいのです。あるいは、九紫の方位や、日にちを考慮するのもよいでしょう。
▼ 九紫を生み出す祐気の使い方
人が偉くなるには、六白、八白、九紫の祐気が必要です。
つまり、六白(決断力と完成)、八白(状況変化の対応と欲望)、九紫(才能と別離)です。ところが、九紫の祐気を取り過ぎると、「離」の現象が出て良くないことが起こります。
そのため、九紫の祐気は若いうちに大きく使う方がよいのです。(たとえ失敗しても再チャレンジしやすい、若いうちの苦労は後に役立つ)
九紫の祐気は、ダイレクトに使うのを避け、他の手段で生み出すことを考えましょう。
・「木生火の原理」三碧木星、四緑木星の祐気を使って、九紫を生み出す。
・「三合と作胎」を使う

運命の根源は、「申・子・辰(水局:親愛自営運)の三合から始まり、
これが作胎して、「巳・酉・丑(金局:金銭財宝運)」の三合となり、
これによって「寅・午・戌(火局:名誉知能運)の三合が生み出され、九紫の旺気となります。
九紫の墓気は戌。これが亥と作胎して、「亥・卯・未(木局:発展繁栄運)」の三合になります。
*受講日 2010年6月29日(火)溜池山王にて。
( くくりひめNET メンバー きみこ )
司法通訳派遣・司法翻訳会社経営。25歳のときに日本の気学の宗祖“園田真次郎師”直系より九星気学を学ぶ。29歳から企業経営者として実業を営む中で、いったんは気学から離れるが、幾度かの人生の試練を経験し、40代半ばにして気学の深遠さに目覚める。現在は易学や四柱推命等の運命学をも学び併せ、気学を人の持つ潜在意識への「気付きのツール」として、東京とシンガポール・バンコクなどで「気学講座」と「個人鑑定」を開催している。







